生活クラブのしくみ

生活クラブは生協です

日本には、およそ570の生協(=生活協同組合)があることをみなさんはご存知ですか? 生活クラブは、その中のひとつです。

生活クラブは、今から約50年前、「まとめ買いして安く分け合おう」と、200人あまりのお母さんたちが集まって牛乳の共同購入を始めたことからスタートしました。

脱脂乳や加工乳などが主流の当時、よけいな手を加えていない確かな品質の牛乳を手に入れるため、酪農家と共同出資をして、直営の牛乳工場を設立したのです。そこで、牛のえさから飼育環境、生産者、原乳の品質管理、収乳・製造日、製造・洗浄工程、容器や価格まで、すべてを把握することによって、極めて安全性の高いものづくりのしくみをつくりあげることができました。
このしくみこそが、まさに生活クラブの考え方の基盤となっています。

今日の生活クラブでも、既存の商品を購入するのではなく、自分達の生活に必要な品物を、自分たちが開発過程にかかわりながら生産者とともに、納得いくものをつくるという、徹底したものづくりの姿勢でとりくんでいます。

組合員一人ひとりがよりよい暮らしを実現するための「協同」と「たすけあい」のしくみです

生協は営利を目的としない事業を行っています。営利を第一の目的とする一般の企業とは異なり、組合員の「出資」「利用」「運営」によって成り立っています。

「協同」と「たすけあい」のしくみ

(1)みんなで「出資」
みんなで「出資」 組合員は、自分たちの事業や活動を行うため、お金(出資金)を出し合います。生協の事業はこの出資金により運営されています。なお、生協を脱退される際には、出資金は全額返還されます。
(2)みんなで「利用」
みんなで「利用」 共同購入で消費材を買ったり、さまざまなサービスを受けたりします。
(3)みんなで「運営」
みんなで「運営」 「こんな消費材があったらいい」など、消費材やサービスについて、また生協の運営について、さまざまな意見を出し合うことで参加します。

「消費材」とよんでいます

生活クラブで扱う食品や生活雑貨は、売買によって利益を得ることを目的とした「商品」ではないことから、「消費材」とよんでいます。

「安全」「健康」「環境」にこだわったものづくり

「疑わしいものは使わない」「情報は公開する」がキホンです

生活クラブでは、組合員と生産者がともに、米や野菜、肉などあらゆる食材について、独自の安全基準を設け、その基準に基づく厳しい生産管理をおこなっています。

添加物、遺伝子組み換え作物、環境ホルモンなど、安全性が疑わしいものは使用しません。また、産地・生産者・製造法・流通経・価格など、食材が組合員の元に届くまでの、全ての情報公開を徹底しています。
 

*生活クラブの加工肉は着色料や発色剤を一切使用していないからこそ、市販のものに比べて鮮やかさはありません。

「国産」にこだわり、国内自給率のアップにとりくんでいます

国産にこだわる理由は、単に産地がわかるものを購入するという目的だけではありません。
組合員ひとりひとりが、安心できるおいしい国産食材を購入することは、実は大きな規模で日本の農業、漁業、畜産、さらには自然環境を支えることにつながっていきます。

さらに、生活クラブは、組合員と生産者がともに話し合ってつくりあげるという姿勢、お互いの信頼関係こそが、食の「安全」「安心」を高めることが最も大切なものと考えています。
 

*マヨネーズの原材料(鶏肉・お酢・なたね油)は提携生産者のもの。

食材だけなく、容器や包装も安全なものを使用しています

環境ホルモンと呼ばれ、体内にはいると、生体ホルモンとそっくりに働いて免疫系や自律神経系に影響を与えたり、生殖異常との因果関係などが指摘されている化学物質。ラップやプラスチックの容器など、食材の容器や包材なども発生源のひとつだと知っていましたか?

生活クラブでは、食材のラップ・フィルム包材において、燃やしてもダイオキシンが発生しない素材を使用。また、環境ホルモンが溶出する疑いのある添加物の使用はしていません。また、缶容器についても、内側のコーティング剤から環境ホルモン物質溶出の心配がないよう対策を進めたものを使用しています。

自分たちにできるところから、環境対策にとりくんでいます

大量生産、大量消費といわれるこの時代ですが、私たち生活クラブは「使い捨てるのではなく、資源を循環させて使うことが大切」であると考え、自分たちのできるところから環境に対してさまざまなとりくみを行っています。

そのひとつとして、生活クラブでは、ごみを減らすとりくみ「グリーンシステム」を積極的に進めています。その中でも、特徴的なのが「使い捨てしない空きビンの再使用」=「リユース」。ビンを繰り返し使うことは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の削減につながっています。
 

*調味料やジュースなど中身の違うものでも、ビン容器の大きさをそろえることによって、リユース率がアップしました。

【2016年11月更新】

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