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ローカルSDGsの推進に向けて~鬼無里地域と生活クラブの学習交流会

2024年3月3日(日)に長野市鬼無里地区で学習交流会を開催しました。主催したのは生活クラブ連合会や長野単協、生産者、専門家で構成する「鬼無里地域における地域エネルギー事業構想検討プロジェクト」です。
生活クラブの消費材の産地として長い歴史をもつ鬼無里地区ですが、1950年に6,000人以上いた人口は1,200人まで減少し、産地そのものの持続性が危ぶまれています。こうした課題を抱えた提携産地は鬼無里だけではなく日本中にあるのです。
生活クラブとしては消費材の取り引きだけに留まらず、その大事な消費材を作り続けられるように、地域の持続可能性を高めるための取り組みを生産者と連携してすすめています。
本プロジェクトもその一環で、中山間地のもつ自然資源のポテンシャルを活かし、再エネの取り組みを広げながら地域の活力を高めていくことを目指しています。

学習交流会では、まずプロジェクトで行った鬼無里地域の再エネ発電に向けたポテンシャル調査について報告されました。鬼無里地域では木質バイオマス活用のポテンシャルが高いことが確認されました。続いて生活クラブ長野、㈱鬼無里の杜(提携生産者)、NPO法人まめってぇ鬼無里(地域の活動法人)がそれぞれ取り組みを報告し、さらに行政や森林組合も参加して今後の活動連携の可能性について意見を交わしました。

生活クラブ長野からは理事、役員が参加し、地域の方々と意見を交わしました

学習交流会終了後、生活クラブでんきの生産者であるNPO法人まめってぇ鬼無里の太陽光発電所、薪ステーション、コミュニティ拠点を視察しました。

豪雪地帯のため、雪が落ちるように45度も傾斜を付けた太陽光パネル冬場以外はヤギが放牧され、雑草対策をしてくれる
 
 古民家の空家を地域の人たちで改修し、コミュニティの拠点として活用する準備をすすめている

  
まだ交流は始まったばかりですが、都市部と農村部、生産者と消費者、それぞれの強みや資源を活かし、相互に持続可能性を高められるよう検討をすすめていきます。

 

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